お客様に選ばれるページってどんなページ?
なかなかアクセスが増えなくて売上に結びつかないお店が多いと思いますが、そんな中でアクセスは結構あるのに買ってもらえないというお店も中にはあります。
一体何故そんな事になるんでしょう。
アクセスさえ増やせば売れると考えていた人にとっては、ちょっと待てよっていう感じじゃないでしょうか。
これにはページの作り方、構成に問題がある場合が多いんです。
どういう事かと言うと、検索か、もしくは偶然か。
とりあえずその商品ページに辿り着く人がいます。
ここまでは作戦通りで、どんな作戦であってもアクセスは増える。
でもせっかく来たお客様が、このページから離脱していきます。
もちろん購入する事なく離脱し、しかも他店へ行ってしまう。
だから売上に結びつかないと言う事です。
それではどうすれば他店への流出を防ぐ事ができるのか?
答えは、「商品ページでたくさんの商品を見せる」と言う事です。
お客様は何らかの理由でその商品は選ばなかった。
でも、その時点で「お店が気に入らなかった」訳ではありません。
他に良い商品があれば見てみたいという気持ちはどこかにあるはずです。
見ていると、他の商品ををあまり見せないで、その商品の事だけで完結しているというページが結構多い。
なんとかその商品の良さを伝えたいという気持ちはわかりますし、もしかしたらこのページからの離脱率を低くする為に工夫をしているお店もある事でしょう。
でも、それはひょっとしたら勿体ない行動になっている可能性があります。
お客様は色んな選択肢の中から、お店や商品を選びます。
買い物をするって言う事は、選ぶ楽しみもある訳です。
そんなお客様にとっては多くの商品があって、それを色々見て回る楽しさを味わいたい。
そして、楽しんだ結果そのお店から気に入った商品を選ぶという人が結構いるのです。
お客様に選ばれるページとは、決してその商品だけを売ろうとしていないページ。
つまり他に選択肢をたくさん与えてくれるページです。
せっかく来てくれた商品ページから逃がさないようにしようとすればするほど、お客様は逃げ出したくなります。
売ろう売ろうとすればするほど、買ってくれないのと同じ。
お客様の心理とはそういうものですよね。